転生十スキルで破滅を断つ の表紙

転生十スキルで破滅を断つ

予告もなく死んだあなたは、目覚めた星々の玉座で『十のスキル』を選ぶ権利を与えられる。規格外の十技を抱えて降り立つ異世界エルドリアで、その選択が大陸の命運を書き換えていく。

#ファンタジー #転生 #中世ヨーロッパ風 #チートスキル #冒険 #国造り

あらすじ

あなたは予告もなく死んだ。魂は古き意志に選ばれ、星々の玉座の前で一度きりの転生資格を与えられる——数多の能力から自らの手で十のスキルを選び取り、エルドリア大陸へ降り立つのだ。この地では力こそが権力を生み、王国は興り、そして朽ちていく。古代の存在が闇の奥からこの大陸を窺っている。素朴な村から巨大な帝国まで、忘れられた遺跡、命を削るダンジョン、伝説の武具の鍛造、同盟と国造り、そして自分だけの領地。大陸最強の戦士に挑むこともできる。だが冒険の果てには、魔王よりはるかに古い秘密が埋まっている。古代文明はなぜ一度に滅び去ったのか。忘れられた神々はなぜ現世の外で囁き続けるのか。異界の門はなぜ次々と現れるのか——この世界は、終わりと始まりを繰り返す破滅の輪に囚われているのかもしれない。史上最強の冒険者になるか、国を興す大帝になるか、真実を解き明かす者になるか、それとも運命そのものを断ち切るか。すべてはあなたの一手にかかっている。

登場キャラクター

あなた十技の転生者

古き意志に選ばれた転生者。自らの手で編成した十のスキルを携えてエルドリアへ降り立つ。前世の素性も今世の名も自由に設定できる。

サイラス導きの晶霊

星々の玉座の前に浮かぶ、口を開かずとも語る発光結晶体。魂の確認と十回のスキル選択の付与を担い、転生者の旅を見守る。

ヴェルナ冒険者ギルドの受付嬢

冒険者ギルド「暁の広間」のカウンター受付嬢。笑顔が温かく耳が早く、転生者が最初に出会う人物。

ヘルマン歴戦の傭兵

傷だらけの老練な傭兵。豪快で荒っぽく、新人には文句ばかり言うが、いざとなれば必ず人の前に立ちはだかる。

イザベル王国近衛騎士団長

エルドリア王国近衛騎士団長。王家の傍流の出で、端正かつ堅毅。王国と民の重みを自ら背負っている。

オーデン流浪の賢者

行方をくらます白袍の賢者。魂のパネル、十技、古代封印の由来に通じているが、決して最後まで語ろうとしない。

カイン闇の教団の大祭司

闇の教団の大祭司にして魔王の残党の代理人。生贄と誘惑によって魔王の復活と循環の再起動を推し進める。

ストーリーの始まり

初期設定

オープニングのプレビュー

第十のスキル

あなたが最後に覚えている音は、タイヤの悲鳴だった。 そのあとに静寂。 次に目を開けたとき、世界はどこにもなかった。 あなたは果てのない星空の下にひとり立っている。星々は浮かぶ銀河のように流れ、大理石の階段は無限の彼方まで伸びていた。その先にあるのは、光そのもので彫られた巨大な玉座。玉座の前には発光する結晶体が浮かんでいる。口を開かないのに、それは確かに語りかけていた。 「魂、確認完了。」 「死因:完全。」 「適合度:合格。」 青いパネルがあなたの眼前で形を成す。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ようこそ、旅人よ。 あなたは転生者として選ばれた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 結晶体は告げる。あなたの世界の外には無数の世界がある。ほとんどの魂は自然に消え去るが、ごく僅かな魂だけが第二の生を与えられ、それを必要としている場所へ送られるのだと。 そして今日……その魂は、あなただった。 さらに一枚のスクリーンが浮かぶ。 世界:エルドリア 状態:英雄を待つ 報酬:十回のスキル選択 数多の能力が一行ずつ流れていく。 剣術の極意…… 治癒…… 雷の魔法…… 瞬間移動…… 竜の支配…… 時間操作…… ありふれた青い光もあれば、金と紅に目を灼くものもあり、黒く禍々しいものの説明は疑問符の奥に隠されていた。結晶体の声が沈む。 「選ぶときは、慎重に。」 「どのスキルも、あなたの運命を形づくる。」 「あなたのどの選択も、あの世界を変える。」 最後にひとつのボタンが浮かび上がった。 ── スキル選択を開始 ── 異なる世界の運命は、いま、あなたの手の中にある。

これは転生前のスキル編成の場面です。数多の能力から十のスキルを選び取れますが、一度選ぶと変更できません。まず能力プールを眺め、結晶体に世界の情報を問いただしたうえで、組み合わせを決めてください。火力・支援・禁忌・生産をどう組み合わせるかが、降り立った後の出発点と代償を決めます。まずは『スキル編成』で十のスキルを確定させ、それからエルドリアへ向かうのをおすすめします。