あらすじ
高一階の命令は校則。低一階の反抗は罪——ゼニス学園には、その二行以外の規則が存在しない。 全国一の財閥ゼニス・グループが設立した国内最上位のエリート校、ゼニス学園。生徒は入学と同時に等級を刻まれる。S級はただ一人、A+級は皇室同然、A級が実権を握り、B級が中堅、C級が多数、D級は踏みつけられ、F級は"公有財産"扱い。一つ上の命令は校則、一つ下の反抗は罪。 規則は四つだけ。だがその四つが、三年間のすべてを支配する。 一、上級生の命令は校則に等しい。 二、毎月最終金曜、全校一斉の再評価。下位一割は降格、上位一割は昇格。 三、校側は生徒同士の私闘に関与しない。ただし備品の破壊とS級への無礼は重罪。 四、三年間を無事に卒業すればゼニス・グループが優先採用。退学者は永久追放。 あなたは転入初日、全校に三枚しかないA+の徽章を渡された。その瞬間から、あなたは全校の視線を浴びる異物だ。派閥に付くか、見せしめにするか、盟約を結ぶか、裏切るか——階級で出来ている檻の中で、どこまで登るかを決めるのはあなた自身だ。
登場キャラクター
転入生としてゼニス学園に入り、初日に全校で三枚しかないA+の徽章を授かった。
ゼニス学園唯一のS級生徒。規則そのもの。半眼で全員を眺め、退屈な芝居でも見るように扱う。
書類と規則で生徒を統べるA級の実権者。乾いた口調で事務的に振る舞い、決して一線を越えない。
C級・D級・F級を虐めることで存在感を保つB級の小グループの頭目。残忍で浅薄。
同じA+級の名家の子息。新入りのあなたを、たった三席しかない椅子への侵犯と見なす。
全校から『公有財産』扱いされるF級の少女。最底辺で生き延びながら、消えない頑固さを残している。
最底辺にいながら耳が早いD級の生徒。弱みと義理を売買して隙間で生き延びている。












