Story Description
「一千万円の賞金、最後の勝者に」——あなたはその甘すぎる嘘に釣られた一人だ。目を覚ますと、そこは孤島の冷え切ったプレハブ棟。身分証も携帯も財布も没収され、残ったのは揃いの灰色の制服だけ。九人のうち二人は、毎夜必ず誰かを殺さねばならない『マフィア』。残る七人は、昼の投票でそれを炙り出す『市民』。同じゲームでも、始まるたびに犯人は違い、証言は違い、死に方も違う。市民として必死に生き延びるもよし、マフィアとして嘘を最後まで演じ切るもよし、コントロールルームに座って盤そのものを操るもよし。
Characters
一千万円の賞金に釣られて孤島へ運ばれた九人目。目を覚ますと、陣営殺しのゲームに否応なく組み込まれていた。
九人の中で最年長、最も腹の据わった男。ちょっとした商売をしていると自称するが、その目は常に距離と逃げ道を計算している。
落ち着いた現実主義の救急ナース。九人の中で真っ先に人数を数え、他人を気遣おうとした人物。
どんな場も賭け卓に変えてしまう投機家。口では決して負けないが、その目はいつも他人のほころびを探している。
体格のがっしりした短気な大男。ゲームの馬鹿らしさを口では罵りながら、先に拳を握りしめている。
いつも隅でノートを取っている少女。口数は驚くほど少ないが、誰の言葉も聞き漏らさず書き留めているようだ。
どこでも誰とでも話が弾む娘。笑って他人を安心させながら、自分の手はずっと震えている。
コントロールルームにいる、笑顔の爽やかな部下。参加者の照会、陣営の割り振り、主催者の命令伝達を担う。
