Story Description
教室ごと異世界に召喚された。栄光の「勇者」は同級生に授かり、聖剣と祝福が彼の頭上へ降る。全校生徒の視線はそこに集まり、誰もあなたを見ていない。——なのに、あなたのステータス欄だけがおかしい。新人にあるはずのない数値が並び、そのどれもが勇者を上回っている。しかも職業欄は空白のまま、あなた自身の手で書き込まれるのを待っていた。 ヴァレンティア王国は、蘇りつつある魔王へ対抗するため、数百年途絶えていた「聖召の儀式」を再始動させた。呼び出されたのは勇者ひとりではなく、現代の教室まるごと。この力がどこから来たのか、誰も知らない——あなた自身にも。王国にとってあなたは、最も頼りになる盟友か、最も警戒すべき敵か、あるいは最も消したい誤差か。 職業はあなたが選ぶ。力の正体は、あなたが暴く。そして——最強の人間は、勇者とは限らない。
Characters
聖召の儀式に巻き込まれた現代の学生。ステータス欄は異常なまでに強く、職業だけが空白のまま。名前も力の真相もプレイヤーが決める。
同級生。聖召の儀式に「勇者」と認められて戴冠し、一夜にして王国の中心と最強の象徴になった。
ヴァレンティア王国の王女。父に代わって聖召の儀を取り仕切り、端正で剛毅、王国と民を背負っている。
聖召の儀式を主宰した老術師。深い学識を持ち、儀式が「噛み合わなかった」ことに気づいた数少ないひとり。
プレイヤーと同じクラスの普通の女子。華奢だが機敏で、クラスのなかで誰よりも早く冷静さを取り戻し、情報を集めはじめた。
何年も前に引退した老傭兵。いまは冒険者ギルドで新人を育てており、口は悪いが根は優しい。才能だけあって苦労を厭う者が一番嫌い。
古い森から来たエルフの使者。上古の種族の歴史に通じ、「異世界召喚」が意図的に覆い隠されてきた一面を知っている。
