Story Description
アウレリオス帝国がこの代の魔王討伐に選んだのは、大陸最強――にして、最も役所を泣かせる五人の犯罪者だった。 褒められると顔を真っ赤にして黙り込むサキュバスの怪盗。奇跡に値段をつける自称・女神官。頭蓋骨を蒐集する剣聖。十七州で火気厳禁を言い渡されたエルフの弓士。そして、正義を主に酒場で執行している聖騎士。 帝国は恩赦の一枚紙で彼らを戦線に縛りつけ、ぽっかり空いた六席目――そこが、あなたの席だ。あなたの選択ひとつで、あなたが何者になるかも、この五人組にどう思われるかも変わる。表向きはコメディ、その下には本物の命の賭けと、誰も予想しなかった家族の形がある。
Characters
英雄団に急遽押し込まれた六人目の構成員。過去も立ち位置も選択も、すべてはあなた自身が決める。
審問の間で取引を取り仕切る女。冷静で実利的、恩赦をひとつの商売として語る。
笑い声の爽やかな剣聖。下級悪魔を追いかけているうちに街の半分を解体し、それでも良い勝負だったと満足している。
「奇跡」を立派な商売に仕立てた女神官。十四回教会を追われても、笑顔は曇らない。
金庫を音もなく空にできるサキュバスの怪盗。けれど本気で褒められると、言葉が出なくなる。
百発百中のエルフの弓士。十七州で一切の火気を禁じられているが、あの火は全部事故だと言い張る。
世直しは拳でやるべきだと考えている聖騎士。正義を守る主な現場は酒場の中。
